新感覚のデジタルアート展 『巨大映像で迫る五大絵師』− 北斎・広重・宗達・光琳・若冲の世界 −
巨大映像と音楽をコラボレーションしたドラマチックな演出による新感覚のアートエキシビションが登場。古の人々の息づかいまで聞こえてくるような、時空を超えたアート体験にでかけませんか。
五大絵師の作品が壮大なスケールで蘇る
7月16日(金)よりデジタルアート展「巨大映像で迫る五大絵師」−北斎・広重・宗達・光琳・若冲の世界−が大手町三井ホールにて開催されます。本展では、葛飾北斎の「冨嶽三十六景」と歌川広重の「東海道五拾三次」、俵屋宗達と尾形光琳が描いた2つの「風神雷神図屏風」の競演、伊藤若冲の代表作「仙人掌群鶏図」など、日本美術の歴史的作品の数々が超高精細デジタルアートとして蘇ります。3面ワイド45mスクリーンに高輝度4Kプロジェクターを駆使したダイナミックな巨大映像空間で、浮世絵は原作和紙の繊維一本一本まで、金屏風や金襖絵は素材や表現の緻密な違いまでを再現。国宝および重要文化財を含む40作品以上をラインナップし、デジタル技術と映像演出、そして巨大スクリーンによって大スペクタクルが登場。
会場内では、巨大な名画をバックに写真撮影も可能なのもうれしい。また、解説シアターでは作品のディテールを拡大表示し、ナレーション(英文字幕)によるわかりやすい解説で作品の魅力に迫ります。さらに、「Digital北斎×広重」コーナーでは、「冨嶽三十六景」と「東海道五拾三次」からベストセレクション約60作品を大型モニター10数台で紹介されます。
主な上映作品
五大絵師の代表的な作品をはじめ、同時代の豪華絢爛な金屏風など、40作品以上を予定。本展は上映作品が毎日入れ替わるダブルプログラムで行い、 5月21日(金)に上映作品リスト第一弾とダブルプログラムのカレンダーを公式サイト[http://www.faaj.art]で公開します。
葛飾北斎 冨嶽三十六景「神奈川沖浪裏」「凱風快晴」「山下白雨」、他
歌川広重 東海道五拾三次「日本橋 朝之景」「蒲原 夜之雪」「庄野 白雨」、他
俵屋宗達 国宝「風神雷神図屏風」
尾形光琳 重要文化財「風神雷神図屛風」、「菊図屏風」、「雪松群禽図屏風」
伊藤若冲 重要文化財「仙人掌群鶏図」、「百花の図」
開催概要
展覧会名:『巨大映像で迫る五大絵師』 −北斎・広重・宗達・光琳・若冲の世界−
会期:2021年7月16日(金) 〜 9月9日(木)
*上映作品が毎日入れ替わるダブルプログラム
開館時間:午前10時30分〜午後7時30分 ※入館は閉館の60分前まで
会場 :大手町三井ホール
東京都千代田区大手町1-2-1 Otemachi One 3F
*会場内で写真撮影タイムを設けます。
観覧料(税込):
一般:2,000円 / 大学生・専門学生:1,500円 / 中学生・高校生:1,000円
満70歳以上、小学生以下、障がい者の方(添付者原則1名まで)は入場無料
※学生の方は学生証または生徒手帳、70歳以上の方及び小学生以下の方は年齢証明ができるもの、障がい者の方は障がい者手帳をご来場時にご提示ください。
開催に向けて、YouTubeチャンネルで予習
アンバサダーに尾上松也さんを迎える同展示では、7月16日の開幕に向けて、上映作品の巨大映像で観たい!注目ポイントを本展監修の日本美術史家 小林忠先生をはじめ、研究者の方々が解説する動画シリーズ「尾上松也と日本美術講座」を公式YouTubeチャンネルで公開中。毎月2回、新動画がアップされるそうで、こちらも楽しみです。チケットの購入方法は公式サイトをチェック。巨大映像と音楽をコラボレーションしたドラマチックな演出による新感覚のアートエキシビション、この夏、親子で出かけたいスポットになりそうです。
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