キャッチフレーズは「買わずに飼ってね」里親との出会いを待つ犬猫の写真・動画コンテスト
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犬や猫の殺処分ゼロを目指す公益財団法人「どうぶつ基金」が、殺処分される寸前に救われた犬・猫限定の写真動画コンテストを開催しており、7月31日(土)まで作品を募集しています。
スマホやパソコンから応募可能で、犬や猫の里親探しもできる素敵な企画。
気軽に撮った写真や動画が、保護猫や保護犬を救うことにつながる大切な一歩になります。
このコンテストを知って、思い出したこと
このコンテストを初めて目にしたと同時に、思い出したことがあります。
それが、以下の広告です。
『優しそうに聞こえても、これは犯罪者のセリフです』
初めて見た時、思わず見返してしまった刺激的な文章。
見たことのある方も、いらっしゃるのではないでしょうか?
どんな理由があろうと、どんなに心を痛めようと捨てることは犯罪。
手放す(捨てる)人に対して無意識に同情しがちだからこそ、このキャッチコピーはズバッと響いたのだと思います。
生きものを飼うということは、覚悟を持って向き合うこと
なのだと、考えさせられるきっかけになったのではないでしょうか。
12年前から行われているコンテスト
自治体の保護施設で一定期間過ごした後に引き取り手が見つからず、殺処分される犬や猫がいます。
そんな犬や猫たちがゼロになることを目指す「どうぶつ基金」は、里親との出会いを待ちわびている犬猫たちの、写真・動画コンテスト
「いのちつないだワンニャン写真・動画コンテスト」
を12年前から開催しています。
コンテストの主役として『かわいそう』と言わせない。
素敵なアイデアですよね。
ご応募はこちらから簡単にできます!
https://contest-2021.doubutukikin.or.jp/
殺処分ゼロへ確実に近付いている、現在
12年前は20万頭という、想像を絶する数の犬や猫が処分されていましたが!
現在は10分の1まで減らすことができているそうです。
殺処分ゼロという目標に着々と近付いている今、新型コロナウイルスによって暗くなりがちな今こそ、動物たちへの愛にあふれた作品たちをたくさん残したいですね。
これまでのステキな作品たちを、ご紹介します!
こちらは2016年の入賞作品。
かわいいという言葉では収まらないほど、ただただ可愛いですよね。
話すことができない猫だけど、しあわせだねえって言い合っているんだろうなと想像して、ニヤニヤほっこりせずにはいられない一枚。
こちらは2020年の大阪府知事賞です。
グッドタイミング!な瞬間をとらえた、府知事賞納得の一枚。
気持ち良さそうな犬と、真顔で一点集中の犬。
シュールな一枚にも見えるし、とても平和な優しい時間を切り取った一枚にも見える。
いろいろな意味で、印象に残る一枚です。
続いて、2016年審査員特別賞の一枚。
電車事故で左前後の足と尻尾を失い、飼い主から安楽死を宣言されてしまったそう。
NPO群馬わんにゃんネットワークが引き取って手術を受け、車椅子を使ってリハビリ中だそうです。
前向きに一生懸命頑張る姿は、驚きと応援の声を呼んでいるそう。
引き取ってもらえて、本当によかった!の一言に尽きますよね。
■「買わずに飼ってね!いのちつないだワンニャン写真・動画コンテスト」
https://contest-2021.doubutukikin.or.jp/
◆主催
公益財団法人どうぶつ基金
◆後援
環境省、大阪府
◆応募資格
どなたでも応募可能です。
犬猫の里親探し機能がありますので、里親探しを行っている犬猫の写真は何点でも応募できます。
◆各賞
環境大臣賞(1名)(賞状 賞金、賞品合わせて10万円相当)
大阪府知事賞(1名)(賞状 賞金、賞品合わせて2万円相当)
理事長賞(1名)(賞状 賞金、賞品合わせて2万円相当)
審査員特別賞(1名)(賞状 賞金、賞品合わせて2万円相当)
入選(21名)(賞状と記念品)
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